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自閉症スペクトラムという発達障害を持った息子について
我が家には小学生の娘と幼稚園児の息子がおります。娘はおそらく定型発達なのですが、幼稚園児の息子の方が数年前に自閉症スペクトラムの診断を受けています。
そんな息子の性格は比較的温厚で、こだわり等は少な目ですが知能指数(IQ)が低め。3歳の時に受けた田中ビネー知能検査の結果はIQ65でした。
正直これにはビックリして、かなり落ち込みました。正直息子は娘に比べて癇癪等も少なく温厚で良く寝て良く食べて、言葉が遅い以外は何も困っていませんでした。

育てやすく、情緒的にも安定した子だなと思っていたのですが・・
何故この田中ビネーを受けたのかというと、知り合いのお母さんとの何気ない会話で「息子の言葉が遅くて」と相談したところ「うちもそうだった!役所で相談乗ってくれるよ!」と言われたので軽い気持ちで役所に足を運び簡単な検査を受けたところ「遅れがみられるので療育センター紹介しますね」となったことがキッカケで検査を受けることになりました。

ショックじゃなかった!といったら嘘になってしまいます
それからというもの、幼稚園の終わった後には療育に通いかなり忙しい生活を送りましたが中々言葉が伸びません。
しかしあることをキッカケに私はハッとひらめきました。それは小学生の娘がクリスマスに任天堂スイッチを購入し、娘と息子でゲームをするようになってからです。息子は娘よりもゲームに没頭する傾向があり、よく注意していました。
自閉症の息子は療育の先生方に「視覚優位(目から入る情報に強い)」という強みがありますね!と言われたことがあり、これを活用したら勉強や入学準備もうまくいくんじゃないの?と思いました。
ゲームにこれだけ没頭するんだからきっと紙とペンで練習するよりも時短で楽しく覚えられるはず!と考えたのです。
息子は気が散りやすいという短所があるので、シンプルにお勉強と少し楽しめる機能があるタブレット学習はないかな?と探して辿り着いたのが「スマイルゼミ」でした。
息子は5歳の時にスマイルゼミをはじめて、まったくかけなかったひらがなや数の概念など、定型発達の子に比べるとゆっくりではありますが覚えることが出来ました。
もうすぐ入学を控えた今、田中ビネー知能検査の結果もIQ95まで成長することができたので、タブレット学習のおかげもあるのではないかと感じています。
自閉症などの発達障害キッズにタブレット学習がおすすめの理由
自閉症などの発達障害キッズにタブレット学習がおすすめの理由は
→文字だけの情報でなく視覚的に情報を得られるので理解がしやすい
・毎日のルーティンにも組み込みやすい
→毎日のルーティンであればしっかりこなせる子が多い
・難しければ過去の問題に戻ってやることも出来る
→わざわざ過去の冊子をひっぱりだす必要もない
特に自閉の子は視覚的な支援をしてあげると一気に理解が進む子が多いです。息子が通った療育でも、すべてのところで視覚的な支援は取り入れていました。

タブレット学習ではどのように視覚的なアプローチをしてくれるの?
例えば、タブレット学習は図形の問題なども図が動きながら解説してくれます。これは紙ベースの教材であれば親が実際に図形を用意して教えたり、かなりの苦労が予測されます。
私達親世代が子供のころはタブレット学習は全くない世界だったので、最初は少々抵抗みたいなもの(勉強は紙と鉛筆を持ってするものだ!という気持ち)がありましたが、本当にすんなりと覚えてくれて息子も嫌がらず楽しんでくれているので、親としては早いうちに取り入れて本当に良かったと思っています。
また、毎日の行動がパターン化しやすいという子も多いので、日々のルーティンに組み込むことで学習を毎日の日課にすることができます。タブレット学習なら学習準備をする手間も少ないので、忙しい朝でも幼稚園や学校に行く前の15分などの隙間時間に学習することが出来ます。
我が家の息子のように知能的に定型発達に追いついていない子には少し理解が難しい問題もありますが、過去問題に戻るのも簡単に出来るので、めんどくさい!とならずに自分のペースに合った学習をすることができます。
自閉症の息子がひらがなを簡単に覚えられた理由
自閉症スペクトラムという障害を持ち、知能指数(IQ)も定型発達に比べたら低めの息子がなぜひらがなを簡単に覚えられたのか。
その理由はタブレット学習が視覚的に学びをサポートしてくれるという理由が一番大きいと思います。
画面を通してひとつひとつのひらがなを丁寧に教えてくれますし、我が家の息子のように一回では理解が難しい子供でもスモールステップで理解を深められる仕組みになっていることが理由のひとつだと思います。
その他にも親があまり介入しなくても学習を進めることができるので、親もイライラすることもほとんどありませんでした。頑張りを素直に褒めてあげられたことも息子の学習意欲が伸びた要因だと感じています。
スマイルゼミなどのタブレット学習は自閉症の子には実際難しい?
実際、タブレット学習は自閉症などの発達障害を伴う子供には難しいのでしょうか?
お子さんのタイプにもよりますが、紙ベースの教材よりも明らかに伸びしろが大きかったと感じています。
また、スマイルゼミでは2022年度からコアトレという幼児コースから中学3年生までのコースを先取り・さかのぼりも出来るサービスが開始されます。問題が難しい場合は過去にさかのぼって自分のペースで学習することが可能です。

得意な勉強は伸ばしてあげたいけど、苦手な科目も多いのが悩み・・
我が家の息子の場合、得意と不得意の差がとても大きいです。不得意な分野はさかのぼり学習、得意な分野は先取り学習をすることも可能です。そのため、タブレット学習は自閉症などの発達障害を持つお子さんにも取り組みやすい学習教材だと思います。
まとめ:自閉症などの発達障害を持つお子さんにタブレット学習はおすすめ
自閉症スペクトラムという発達障害を持つ我が家の息子ですが、タブレット学習を取り入れることによって、毎日の学習習慣を身につけることが出来ました。
文字が読み書きできるようになったので、大好きなゲームの攻略本を読み込むことも出来るようになりました。自分自身で調べものをしたり、あれこれ考えてゲームを攻略するようになりました。
タブレット学習を取り入れるまでは毎日継続して学習をするというハードルがとても高かったのですが、早いうちにタブレット学習を生活の一部に組み込むことが出来て本当に良かったと感じています。
タブレット学習がはじめてで少し不安!という人もいるかと思いますが、スマイルゼミは2週間の無料体験期間があります。もし「合わないな」と感じたら2週間以内に返却すれば料金はかかりません!
私自身も「子供に合わなかったらやめよう」という気持ちで申込みをしました。お子さんによって個人差があると思うので、まずは資料を請求してゆっくり検討してみてくださいね。
また、紙教材と併用するのであればシンプルなものがおすすめです。
スマイルゼミのタッチペンは書き心地に定評がありますが、それでもやっぱりタブレット学習だけじゃ不安!紙に書く練習もしたい!という方には低価格で始められる紙教材をおすすめします。
書店などに置いてある公文などの教材でも良いですし、通信講座だと月々1000円前後と比較的低価格で始められる「ポピー」が余分な付録もなくタブレットと併用の教材としておすすめです。
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