三井ホームで全館空調を導入してはや5年の月日が流れようとしている我が家なのですが、正直なところ非常に快適です。エアコン、ストーブの生活を忘れてしまうくらい全館空調に慣れ親しんでしまった我が家ですが、少々デメリットに感じる点もありました。

メリットだけではないっていう事なのね!
今回は、全館空調を実際に導入してみた我が家が感じたデメリットをまとめてみました。これから全館空調を導入するか検討している方は参考にしてみてください。
全館空調について
全館空調とは家中の空気をまるごと循環するシステムのことです。
エアコンで空調を管理する場合、部屋ごとにエアコンの設置が必要になってきますが、全館空調は一台で家中の冷房暖房を担うことが可能になります。

ホテルなどを想像すると分かりやすいかも
空気清浄機能も備わっているので、一台ですべての部屋に新鮮な空気を循環することが可能です。また、換気システムも搭載しているので、家に一台設置すれば「温度調整・空気清浄・換気」を行ってくれます。
全館空調の取り扱いメーカー
全館空調の取り扱いメーカーは年々増加傾向です。我が家が設置した当初は目立って全館空調をアピールしているメーカーは少なかったのですが、ここ数年で一気に全館空調市場が成長しているように感じます。
♦三井ホーム【スマートブリーズ】
♦住友林業【エアドリームハイブリット】
♦パナソニックホーム【エアロハウス】
♦一条工務店【全館さらぽか空調】
♦セキスイハイム【快適エアリー】
♦ミサワホーム【エアテリア】
♦積水ハウス【スマートイクス】
♦ヒノキヤ住宅【Z空調】
♦トヨタホーム【スマートエアーズ】
我が家は三井ホームの全館空調を導入しましたが、それぞれのメーカーによって異なる特徴もあるので、色々と見比べてみることも大切です。

保障制度も各メーカーによって差があるみたい!
一社のみで決めようとせず、これだけ様々なメーカーがあるのですから色々と見比べてみることが大切です。例を挙げると、三井ホームの全館空調は保証期間が5年ですが住友林業は保証期間2年(オプション加入で10年)とまちまちです。
保証期間だけ挙げてもこれだけの差があります。また、条件などが変更されている可能性もあるので、気になる場合はその都度メーカーに問い合わせをしてみましょう。
後悔?三井ホーム【全館空調】のデメリットとは
さて、本題になりますが三井ホームで全館空調を導入したデメリットについてお話ししたいと思います。

全館空調を導入したいけどやっぱりデメリットも気になる!
まず、一番のデメリットはお金がかかる!想像はしていましたが、やはり電気代は上がりました。また、三井ホームは一年に一回のメンテナンスがあるので、その際も費用がかかります。その他にもフィルター代や万が一故障したり壊れた場合は保証期間が外れていると莫大なお金がかかります。
参考に、我が家で一番電気代のかかった月とかからなかった月の比較をのせてみます。詳しい電気代についての記事は【三井ホーム】全館空調の電気代大公開!冬期の金額は夏より高い?10月~3月編の記事を参考にしてみてください。
1月 | 22,835円 |
5月 | 11,171円 |
また、意外と音が気になります。我が家の場合、2階の中心部分に全館空調の機械がありますが、グォングォン音がします。春や秋など、気候が良い季節は大丈夫なのですが冬や夏など空調フル稼働の時期になると音量がレベルアップするので神経質な方は実際に体験してみると良いと思います。
掃除についてですが、我が家の全館空調は一ヵ月毎にクリーンマークが出現し掃除の時期を知らせてくれます。エアコンだと、あまり頻繁に掃除はしないのですが、全館空調は故障すると莫大な費用がかかってしまうので掃除も丁寧に毎月行います。我が家では月に1度は必ず掃除を行っています。

エアコンの大掃除は年2回程度だったな・・
また、部屋ごとの細かい温度調整は出来ません。そのため、家族の中で暑がりさんと寒がりさんが混在すると温度設定を巡って意見が食い違いが発生してしまう場合があるので注意が必要です。
三井ホームの全館空調を導入してみた感想
つらつらとデメリットを挙げてきましたが、我が家は三井ホームで全館空調を導入してみて「本当に良かった」と感じています。今では全館空調なしの生活に戻るのは不可能とさえ感じています。
特に、暑い夏や寒い冬に全館空調の良さは身をもって体感することができます。汗したたる酷暑の中、玄関を入った瞬間に涼しい風邪が包み込んでくれ、凍えるような寒い冬は家に入った瞬間に薄着になれるような快適さ。
また、空気清浄機能ですが、我が家では重度のアレルギーの子供が居ますので、全館空調の清浄機能のみだと不十分に感じたので追加で空気清浄機を置いています。

デメリットや気になる点を含めて考えても、快適な生活は心を豊かにしてくれるかも。
現在、住みはじめて5年ですが機械の不調などは今のところ起きていません。なので「今のところは」大満足という感想になりますが、これから住み続けていくにつれて徐々に不具合等が増えていくかもしれませんね。
まとめ:後悔やデメリットも含めて考えた結果
業界トップクラスの高断熱性を誇る三井ホームは全館空調と非常に相性が良いそうです。断熱性が低いと全館空調の快適な空気が外に逃げてしまうので、全館空調を導入する場合には断熱性にも着目してみてください。
デメリットを含めて考えても「導入して良かった」と感じる三井ホームの全館空調。三井ホームだけでなく様々なメーカーが屈指の全館空調システムを導入していますので、比較検討してみるのも楽しいと思います。
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後悔しない家選びのために重要なのは、いかに沢山の情報を取り入れて自分自身が納得するプランをたてること。その為にもハウスメーカーの比較検討はとても大事になってきます。上手にカタログ一括請求サイトなどを利用して満足いく家づくりを進めてくださいね。
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