公文式の国語に限らず「国語」って疎かにされがちな教科だと思いませんか?

小学校の時って算数や体育が得意な人がヒーローっぽく扱われることが多いよね
私自身は昔、算数が得意でした。小学校の時は「なんとなく」で国語もこなして成績は良かったのですが、本や文章を読む習慣は宿題の音読くらい。
中学校では成績が徐々に落ちてきました。それでも、何とか食いつきながらある程度の成績を維持し、それなりの高校に進学しましたが大学受験は国語が出来ずに敗退しました。
大学まで目指すなら「国語」は邪険にできません!
理数が得意でその道に行く人も、必ず読解は基礎となってきます。
公文式の国語は基礎を固める為に重要な基礎が詰まっています。
基本的な公文式の国語における考え方です。国語ってすべての教科に繋がる木の幹のような存在なんですよね。
目次
年中・年長から公文式って早くない?
公文式は国語に限らず、子供によってスタートラインが違います。公文式をはじめる際にはまず、スタートラインのチェックからはじまります。

その子に合った学習からはじめることが出来るよ!
年中・年長で早すぎるといったことは無いですが、ひらがなが書けない子はひらがな学習からのスタートになるのでひらがなの習得に数か月かかると思った方が良いでしょう。

娘はひらがなが書けないところからのスタートでしたが、ひらがなの学習に半年ほど費やしたので、正直ひらがなを教えてから公文式をスタートさせても良かったかなと思います。
子供によってペースは違いますが、早めに読解の方に進んでいきたい場合はひらがなの習得はマストなので家庭用教材などで学習を進めておくのもおすすめです。
月間ポピーは月々980円~で文字・数・知恵などの幼児でマスターしておきたい基本的な基礎知識を学ぶことができます。シンプルで続けやすい価格が特徴なので、余分な付録はありませんが、公文式をはじめる前段階としてもおすすめの教材です。
公文式の国語で感じた効果とメリット
ひらがなの基礎が身につく
幼児の公文式ではひらがなに馴染むことから始まります。「あ」「い」「う」など、ひとつひとつの文字を基準とした学習ではなく、「いぬ」「ねこ」「うし」「きりん」など幼児に馴染み深い単語を読むことからはじめます。
プリントの一例ですが、表側は絵とセットで文字をインプットできるようになっています。
裏を返すと文字のみがプリントされています。
公文式の国語は最初は文字を書いて練習したりはしません。絵と文字をセットで覚えることで頭に文字をインプットする仕組みです。最初は「え?こんな感じで覚えられるのかな~」と思いましたが、徐々に読める文字が増えてきました。
その他にもえんぴつも持ち方や、書き順、書く際の力の入れ方など丁寧に指導してくれました。
公文式の先生は個別指導ではないので、教室の先生によっては指導に差があるかもしれません。まずは必ず無料体験を受けてから公文式をスタートさせることをおすすめします。
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月謝が7000円以上かかりますので、まずは公文提供の教材を試してみるのもありです。一か月の月謝分を考えれば教材費なんて安いものです。
毎月の月謝などについての詳しい記事はこちら!
文章を読み解くちからがつく
公文の国語はスモールステップです。徐々に難しい問題に進めるように少しずつ経験を積み上げていきます。
公文の国語は一見、効果が見えにくいので「意味がないかも」と思う人も多いかもしれません。
でも「絵本」を読むだけでは得られない「読み解く力」をプリントで学習することができるので、小学校の基礎を身につけることができます。
大体プリントは1日5枚程度です。(個人で出来る量を決めていくので個人差があります)
1つの文章自体は短いので、飽きっぽい子供でも続けやすいです。文章を読む経験を積むことで自然とカタカナも覚えます。
幼児のプリントは子供が食いつきやすいように文章に関連したイラストもついています。文章がイマイチ理解出来なくてもイラストを見ながら想像できるようになっています。
プリントは短めの文章読解なので負担が少ない
先程も書きましたが公文の国語のプリントはひとつひとつの文章が短いです。
小学校の教科書のように一気に長い分を読もうとしても、慣れてない子供は辛いだけですよね。
公文の国語は文章を読解する力を身につけるために少なくても毎日文章に触れるということを目標としています。
慣れてくれば幼児のプリントは1枚数分で終わってしまうほど簡単ですが、毎日文章に触れるということが、今後の文章を読み解く力を養うために必要不可欠な基礎となってきます。
宿題でも様々なお話が出てくるので楽しい
公文式のプリント(国語)では公文オリジナルのお話を沢山読み解きます。
同じ文章では飽きてしまう子供も毎日違う文章に触れることができるので、飽きずに勉強を楽しむことができます。
プリントは裏表になっています。上のプリントの表面は文章に合う絵に丸をつける問題です。
大人からすると一見簡単そうですが、娘の様子を見ていると考え込む場面や私に助けを求める場面もあるので丁度良い読解トレーニングになっているのだと思います。
文章に触れる機会が自然に増える
ご存じの方も多いかもしれませんが、公文式では毎日宿題が出ます。
裏表にそれぞれ違うタイプの課題が出されるので、一週間の中で様々な文章や問題に触れることができます。
同じ絵本を何度も読むのも良いですが、様々な文章に触れることで自然と想像力を培うことができます。もちろん、文章の読解する力もそれに伴って向上していきます。
幼児のうちは文字に対して苦手意識がある子も多いですが、自然と文字を読む習慣をつけることができます。
公文式だけでなく、小さい頃からの絵本習慣は「大切」と表現されることが多いですが、公文式でも毎日沢山の文章に触れることによって読書を楽しめる子供に育ち、読解力を培うことができます。
年中・年長から公文式の国語は必要?
公文式の国語は普段から絵本などで文字に親しむ習慣のある子供は絶対にやるべき教科だとは思いません。
普段の生活の中で基礎が身についていくからです。音読系の宿題も多いのですが、これは普段絵本を読む習慣のある子であれば、わざわざ高い月謝を払って習う必要があるのかと疑問に感じます。
しかし、普段から絵本などをあまり読む習慣の無い子にとっては、文章を読むトレーニングになるので幼児の時期から公文の国語を習う意味は大いにあると思います。

幼児のうちから本を読む習慣をつければ、小学校に入ってからも継続しやすい!
公文式の国語は幼児のうちに必要か?という問いに対しては「その子の素質による」というアンサーがベストでしょう!
また、月々7,700の会費がかかりますので、ひらがなをある程度取得してからスタートした方がはやめに読解に取り組めるので良いかもしれません。個人的には、幼児のうちは家庭用のドリルや通信教材などの学習でも十分な気もします・・。
公文式では書店などでもドリルなどを多く出版しています。家庭用通信教材もお手頃な価格で内容も充実しているので資料や無料サンプルなどでチェックしてみるのもおすすめです。
何を重視したいかを考えてから検討してみると良いかもしれません。資料請求は完全無料なので、まずは見比べてみるのも良いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。公文式に限らず「国語」って効果や成果の見えにくい教科なので習い事として不必要に感じられることも多いかと思います。
しかし、公文式の国語では幼児から小学校に進学するまでに自然の流れで日々文章に馴染むことによって、課題をこなす力も合わせて培うことができるように工夫されています。

我が家の娘も絵本を読むという習慣がつきました。
余談ですが、おもちゃやゲームはあまり買いたくないのが親の本音ですが、絵本だといくらでも買ってあげたくなっちゃいませんか(笑)?我が家では絵本の出費が増えたのが少し嬉しい誤算でした!
また、「こくご」と「さんすう」などで年中・年長のうちから2教科受講を検討されている方におすすめなのが、最初は公文式と家庭用勉強教材を併用するという方法です。
たとえば公文式で「こくご」と「さんすう」を習う場合は月謝も跳ね上がりますし、宿題の量も多くなり子供の負担は当然増えます。
7,700円×2教科=15,400円
公文式2教科受講した場合の1年間の会費
15,400×12か月=184,800円
家庭用学習教材の良いところは、毎日宿題をしなければいけないというノルマに追われることなくマイペースに学習に取り組めます。
価格も公文式に比べると半分以下のもがほとんどなので、お財布にも優しく今後の教育資金の貯蓄にもなるのが嬉しいポイント。

我が家の場合は幼児期は国語のみ受講。小学校から算数も増やしました!今考えると算数のみで国語は後からでも良かったかもしれません。
家庭用学習教材には様々な種類がありますが、公文式+αで考える場合は副教材(知育おもちゃ等)が少なく、月1000円以下で受講できるポピーがおすすめです。(年少で月額980円)
幼・小・中学生向けの家庭学習教材【月刊ポピー】無料おためし見本プレゼント!
付録がないのでシンプルですが、続けやすい価格で習い事と併用しても家計に響きにくいです。
我が家もいくつかの家庭用学習教材を試しましたがこどもちゃれんじ
は付録に夢中になってしまい、教材に取り組むまでに時間がかかりました。
他にもポピーほどシンプルではありませんがZ会 幼児コースもおすすめです。こどもちゃれんじ程ではありませんが、副教材もついています。
月額1786円~なので、ポピーよりは少し高めですが添削サービスなども付帯しているので子供によってはやる気UPに繋がるかもしれません。
どちらも無料で資料やお試しセットが請求できます。まずは資料やお試し等で親子でよく吟味してからはじめることをおすすめします。
Z会の資料請求はこちら
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