【公文式】何歳から始めると効果的?幼児から通う4つのメリットと2つの工夫

幼稚園に入るくらいの年齢になると徐々に文字を読み書き出来る子供も増えてきます。それに伴って、子供の学習習慣について考えだす親御さんも出てくるのではないでしょうか。

就学に向けて、早いうちから学習習慣をつけておきたい!

「やっててよかった公文式」でおなじみの公文式。

我が家の娘は年中さんから通っています。娘は早生まれということもあり年齢でいうと4歳から通っていましたが、何歳からが始めるのがベストな時期なのでしょうか。

・公文式は何歳から始めた方が良いのか
・幼児から公文式に通うことによって得られたメリット
・通い続けるために工夫した点

 

などの情報をご紹介していこうと思います。

公文式の基本情報

会費について

まず公文式の基本的な情報から。会費についてですが2022年3月現在は以下のようになります。

東京・神奈川 その他地域
幼児・小学生 7,700円 7,150円
中学生 8,800円 8,250円
高校生 9,900円 9,350円

1教科につき上記の会費がかかってきますので、2教科利用する場合は倍額となります。セット割などはありません。

また、教材費は会費に含まれているのでかかりません。入会金もないので、かかるお金は毎月の会費のみという考えでOKです。

公文式をはじめると、はじめに公文のバッグがプレゼントされるよ!

東京都・神奈川県については他の地域に比べて少し割高の設定になっています。

公文式の対応年齢

次に、公文式の対応年齢についてです。

公文式をはじめる最低年齢は基本的に3歳~となります。しかし、それより前に始めたい場合は月に1回のBabyKumonという0~2歳児向けの教室があります。

3歳になる前に始めたい場合はBabyKumonを検討してみると良いでしょう。

BabyKumon会費2,200円
入会金0円・教材費込

 

BabyKumonは幼児~の公文式と違ってプリントなどはやりません。親子のやりとりや教材を通して公文の先生が親子の時間を有意義に過ごすコツなどを教えてくれます。

公文の先生が親子の時間のヒントをくれるよ!

公文式は3歳はじめた後は高校生まで継続することが可能です。教室によって対応年齢が違うので近くの教室に問い合わせをしてみると良いかと思います。

公文式は何歳から始めると効果的なのか

その子がやる気を見せた時がはじめ時、とよく言いますが小さいうちは親がサポートしてあげることも大切です。

生まれ月によって年齢は変わりますが就学に向けての準備の一部として考えると幼稚園の年中くらいがベストだと思います。その理由をこれからご紹介していきますね。

年中からはじめることによって、ある程度小学校を先取りした学習をすることも可能になってくるよ!

公文式ではそのこの進み具合によって学年を先取りして学ぶことができます。
公文の先取り学習引用元:公文式
年中からはじめると、入学時には学年を先どった学習も出来ている可能性もあります。

年長くらいになってくると、足し算引き算にチャレンジしている子がとても多くなってきます。早い子だと、2年生で学習する掛け算に取り組んでいる子も!

学年を超えて先取り学習が出来るので興味のある分野をどんどん伸ばしてあげることが出来るのです。

小学校の入学を見据えると年中さんくらいからがおすすめってことね

もちろん1年生になってからはじめる子も多いですが、早くに取り組むことによって小学校に入ってからの勉強の理解度をグンと上げることが可能です。

幼児のうちに公文式を始めるメリットとは

言葉の力が身についてくる時期

幼稚園の年中くらいになると、子供は大人顔負けの言い回しをしたり言葉を発するようになります。

いつの間に覚えたの!?と驚くことも多い!

言葉の力がどんどん身についてきてる時期なので、この時期に公文に通わせることによって、子供はどんどん吸収していきます。分からないことを言葉にして先生に質問するので語彙力や自発性なども身につくといわれています。

先生に分からない所は積極的に聞いて解決していく力は小学校に入ってからも必要!

また、公文式の国語は「文章を通して語彙を増やしたり、様々な物語とのふれあい」を主としています。

 

最終的には高い読解力を養うことを目標としているので、ぜひ「はじめての公文式」には国語をおすすめします

私自身も高校受験・大学受験を経験しましたが最終的には国語で差がつきます。読解力が高いということは国語だけでなく算数や英語などの教科にも活かされるのです。

公文式と言えば算数!というイメージの人も多いかもしれないけど、すべての土台になる国語もとても大切な教科。ぜひ一度体験してみて!

もちろん、頑張れば頑張るほど学年を超えてどんどん進んでいく楽しさを感じる算数も積極性や勉強の楽しさを身につけるためにおすすめの教科。

どの教科を選択しても(もちろん2教科でも)幼児から公文式をはじめることによって、言葉の力が身について、どんどん発信力が身についていきます。

勉強に対しての苦手なイメージが少ない

まだ机に向かって文字を書いたり読んだり計算したりという経験も少ないので、勉強に対する苦手意識がほとんどない子が多いです。小学校に入ると勉強につまずく子供も出てきます。「苦手」という意識をもってしまうと克服するのに時間と努力を要します。私も国語の読解が苦手でずっと小学校から放置!!だったので、のちのち大学受験などで苦労しました・・(涙)

幼児のうちは、まだ勉強も遊びの一環!楽しいものだと思えれば、こっちのもの!

公文の先生は、分からない部分をとても丁寧に教えてくれます。小学校の授業はクラス全員のペースで進んでいくので、自分自身のペースをつかめない子もいるでしょう。公文に通うことで、自分自身の「分からない」箇所を先生と一緒にひとつずつクリアにしていけるので、勉強が身につきやすいです。

勉強習慣が身につく

公文式では毎回その子にあわせた量で、宿題が出ます。量が多かったり、少なかったりした場合は先生と相談しながら調整出来るので、その子のペースで毎日机に向かう習慣がつきます。

公文式に通ったメリット引用元:公文式

実際、宿題の量は少なくないです(笑)!!つまり多いっていうこと・・?それはまたあとで詳しく書きますね。

宿題の多さに弱音を吐く子も多いです。親がしっかりとチェックしてあげることが大切!

確かに公文が続けられない人の多くは、宿題の多さに諦らめた人が多いと聞きます。我が家も最初は宿題が多く感じ、このままでは続かないと感じたので、先生に相談して宿題を減らしてもらいました。少しの時間でも良いので、毎日机に向かう習慣を身につけることは小学校に入ってからも役に立つはずです。

公文式の宿題に関しては公文式の宿題を子供が嫌がる場合の解決法にも詳しく書いています。

多いと感じた場合は先生に即相談!最初は無理のない宿題の量に調整してもらうことが続くコツです。

親子のコミュニケーションにもなる

毎日机に向かう娘の横で一緒に公文の宿題を見てあげるということが習慣になりました。娘の幼稚園は登園時間が9時半なので、朝は時間に余裕があります。

親が双方仕事をしていて朝の時間が無い人は、寝る前の数分を公文タイムにしても良いかもしれません。

はじめに公文に取り組む時間をしっかり決めておくと、勉強が習慣化しやすいよ!

子供と一緒に学習に付き合うことで、娘としっかり向きあえます。今では、私自身も大切にしたい時間になっていますよ。

・夕方になると眠たくなってしまって集中できないので、お風呂に入ってシャキッとした後に宿題をやることに決めています。(年中 保護者)
・休みの日の「くもんタイム」は父親にみてもらっています。子どもも「お父さんとやる!」と楽しそうにしています。(年少 保護者)
・毎朝ダイニングテーブルで、父親は新聞、兄は勉強、娘はKUMONをやっています。周りにおだてられて少しお姉さん気分も味わえるからか、張り切ってやっています。(年長 保護者)

引用元:公文式

もちろん公文タイムの相手は、お母さんだけでなくお父さんでも良いと思います!父と子のコミュニケーションは母親よりも基本的に少ない場合が多いと思うので、お父さんに時間の余裕がある場合は「父と子の公文タイム」おすすめです。

公文式を嫌がる幼児も!通い続ける為に工夫した対処法

宿題の量は常に先生と相談

先程も書きましたが、公文が続かない人の多くは宿題のペースをつかめずにやめるに至った人が多いそうです。毎日30分程度の時間を割かなければならないので、慣れるまでは大変だと思います。しかも何教科も学習する場合はそれに比例して宿題も増えるので最初は大変です。

一日あたり5枚~10枚の宿題プリントが出ることが多いようです。

就学前に勉強に苦手意識を持たないためにも、親が子供の様子をしっかり把握して先生と相談しながら宿題の量を決めましょう。

ポイント

・宿題が多すぎたら減らすなどの対応を!
・時間を決めて取り組もう!
・1教科からはじめて徐々に増やしていくのもアリ!

 

また、娘の通っている公文式では夏休みや冬休みなどの長期休みの前には宿題の量に関するプリントが配られます。旅行等で宿題の量を減らしてほしい場合は調整してもらうことが可能です。

小さなうちは先生と密にコミュニケーションをとって子供の様子を親が理解しておきましょう。

習わせすぎに注意

最初から数教科習わせてしまうと、負担に感じる子も多いそうです。先生からのアドバイスでは最初1教科から様子を見て、その後徐々に教科を増やすと良いといわれました。

娘の場合、年中のうちは国語のみで読む力と書く力、勉強習慣を身につけました!

算数を始める前の段階として「1~100」まで読めるようにしておくと、算数をはじめてから理解が早いそうです。

公文式の算数を検討されている方はお家学習として数字の勉強を取り入れても良いかもしれません。お家学習に関しては、市販のものや通信教材もおすすめです。

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月間ポピーは月々の教材費が980円~と非常にコスパが良いので、公文式の前段階として非常におすすめです。付録などは無いため、非常にシンプルな学習教材です。

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公文式からもすうじのおけいこの教材が出ています。前段階の学習としてはおすすめです。

幼児に公文式を習わせる際の注意点

公文式では先生とやりとりするを必要とする場面もありますので、先生とのコミュニケーションが取れるような年齢になってから始めるのがベストでしょう。

あまり早く始め過ぎても月謝の無駄遣いになってしまいます・・

また、ひらがなが読めると公文式をはじめてからの進みが早いです。公文式の国語ではひらがなの勉強もしてくれますが、事前に読める言葉が多いと進みも早くて子供も取り組みやすいでしょう。

我が家の場合は文字(ひらがな)が読めない段階で始めましたが、文章を読むという勉強の前段階として「ひらがな」の勉強を約半年間おこないました。

この半年間は少々もったいなかったな~と感じています。ひらがなが読めるようになってから公文式に通う方が効率よく学習できると思います。

ひらがなの学習については家庭用通信教材や市販のものでも学習できるので、ひらがなを早めに家庭の学習でマスターする方向に持って行っても良いかと思います。


最初は公文式の無料体験にチャレンジ

公文式は無料体験学習なども定期的に行っているので、気になる人は足を運んでみると良いと思います。一日だけではなく、数日間にわたって体験できるので、雰囲気もつかみやすいかと思います。

公文式の体験は1回限りじゃないのが嬉しい!通うという意識をしっかりと定着させることが出来る!

我が家では無料体験中、娘の学習の様子を横で見学させてもらいまいた。当時2歳になったばかりの弟も居ましたが一緒に見学させてもらうことが可能でした。

どの段階から勉強をスタートさせるかを決定する良い機会なので「公文をはじめる」とあらかじめ決めている場合でも、無料体験を経験しておいた方が良いと思います。

効果的に勉強するための工夫!公文式でなくてもOK?

公文式はやらせたいけど、宿題の多さにやる気が喪失してしまいそうで心配・・。週二回も通わせるのが負担・・。という人も多いかと思います。

そんな方には自宅で学べる教材もおすすめです。

公文式は1教科のお月謝が(地域によって差がありますが)どの地域でも7,000円以上かかります。費用面から考えても、まずは家庭用教材で基礎を完成させるという方法も検討してみてはいかがでしょうか。

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月間ポピーは余分な教材が無いので教材が無駄に増えて困ることもありません。ポピーは年長さん1年間分の教材で13,200円と非常にリーズナブル!ひと月あたり1,100円です。

公文式一年間分の月謝:7,700円(神奈川東京以外はは7,150円)×12か月=92,400円
ポピー一年間分の月謝:1100円(年少は980円)×12か月=13200円
公文式とポピーの一年間分月謝の差額:92,400円(公文式)-13200円(ポピー)=79,200円

 

公文式と同じく無料のお試しが可能なので納得してから受講することが可能です。公文式と並行して検討してみても良いかもしれません。


また、適度に副教材がついている方が子供の興味をそそるかな~とお考えの過程にはZ会 幼児コース
もおすすめです。

ポピーより副教材多めでこどもちゃれんじよりはシンプルなイメージです。

Z会の受講費は年長でひと月あたり2,420円です。副教材がある分、ポピーに比べて割高ではありますが添削指導などのサービスも付帯しています。

公文式で2教科通わせると14000円以上かかります。公文式は1教科に絞って他は教材がシンプルなポピーで学習するという学習スタイルも良いですね。

家庭用学習教材を選ぶ際はその家庭の方針や子供の性格に合わせて選ぶ方が良いと思うので、資料等でしっかりと吟味してから決めることをおすすめします。

家庭学習教材【月刊ポピー】→今なら無料見本プレゼント!

Z会の通信教育<幼児向け>

また、紙ベースの教材をたくさんやることに抵抗のある子はスマイルゼミもおすすめです。

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まとめ

公文式は先生が黒板に向かって授業をするわけではなく、あくまで個人学習です。自分自身で勉強する習慣をつけることが、小学校に上がってからも活かされます。

今では我が家の長女も、自分から「公文タイム」と称して朝勉強に励むようになりましたので、公文をやらせてよかったな~と感じています。

たまに「宿題めんどくさい~」なんていう小言も聞こえますが(笑)地道に頑張ってもらいたいと思います。

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